フィックスガード
浸透型コンクリート養生材
フィックスガードとは
フィックスガードとはコンクリート浸透性凝結遅延型の初期養生材として開発され、持続性の高い保水作用による初期養生が可能となります。またコンクリート打設直後の急乾燥や風による表面の蒸発を抑え、急な凝結を調整し表面のコンディションを整える作用も有していることから、コンクリート打設から仕上げ終了後の養生まで担える散布材になります。
フィックスガードは床スラブ打設時の高強度や強風によるコンクリート内部と表面の乾燥の差によって発生する地割れや裂けるようなひび割れの防止にも高い効果が認められることからトンボ均し時の内部と表面のコンディションを調整する散布材としても推奨しております。
下記画像を見ても、あらかじめフィックスガード散布を行うことで、コンクリート床が馴染んでいることが分かります。
- フィックスガード
散布無し表面と内部の凝結差による
地割れ現象 - フィックスガード
散布有り内部と表面が
調整された床
乾燥が著しい場合の床スラブ打設対策
乾燥状態が著しい打設環境においてはコンクリート均し時に1回散布、コンクリート仕上げ時に1回散布、コンクリート仕上げ終了後に養生材として1回散布の計3回散布を推奨しております。
- ①コンクリート均し時に散布
- ②コンクリート仕上げ時に散布
- ③仕上げ終了後
夏場の打設や養生作業を
ご計画の方であれば
フィックスガードをご検討ください。
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フィックスガードは打設後に養生材として散布することで表面の保水状態が数日持続するため、温度や現場環境にもよりますがシート養生が不要となり、これまでシートなどの敷き手間や廃材の撤去に費用が掛かるだけでなく打設後の作業時間を大幅に短縮できることから労働時間の短縮にも一役を担う散布材になります。
打設時および養生に使える
フィックスガードについては
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フィックスガードはクラックの自己修復にも作用
打設直後のひび割れ対策にフィックスガードが有効打設直後に発生したヘアクラックやプラスチックひび割れ等の発生箇所に対しフィックスガードを散布後、数日間保水状態を維持すると乾燥収縮による割れに対しフィックスガードの膨張成分が作用することで水和結晶を再生させ打設後数日の初期クラックであれば散布によって自己修復することが認められています。ただし著しい乾燥状態や施工環境の良し悪しにより効果が得られない場合もあるためあらかじめ養生対策を講じ、必要に応じてフィックスガードの散布が最適と言えます。
打設後すぐの初期クラックであれば、
より目立たないように縮小が可能
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フィックスガード施工実績
GLP狭山日高 | 66,200㎡ |
圏央道厚木物流センター | 1,800㎡ |
FAビル | 600㎡ |
海老名物流センター | 2,300㎡ |
タカギつくば工場 | 2,000㎡ |
本牧倉庫新築工事 | 16,000㎡ |
古河諸川複合施設新築工事 | 2,400㎡ |
主な使用用途
フィックスガードは以下のような使用用途でお使いいただけます。
●凝結遅延材として
- 直射日光が当たる場所
- 温度が高い場合
- 風が強く風養生が無い場所
- コンクリートの急乾燥が懸念される場合
- 冬場の採暖された建物のコンクリート打設時等
●養生材として
- 打設仕上げ終了後のコンクリート床
- 散水養生ができない高層階のコンクリート床
- 寒中コンクリートの初期養生材として
●初期クラック抑制材として
- 打設直後の初期クラックが発生した床
価格
フィックスガードの値段についてはDXマテリアル株式会社までお電話で問い合わせください。
電話一本で簡単にご注文頂けます。商品についてのご質問などをお請けいたしますのでお気軽にご連絡ください。
ご相談内容をヒアリングの上、お見積りを作成させていただき発送の手配をいたします。
※日本全国に発送可能。発送地域により送料が変わります。
カタログ・SDS
▶フィックスガード カタログ
【ダウンロードはこちら:PDF】
▶フィックスガード SDS
【ダウンロードはこちら:PDF】
遠方からの発送など
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フィックスガードは養生本来の目的を取り戻します
従来のポリフィルムシートによる湿潤養生はコンクリート養生においては必須と考え弊社においても推奨しており、決して否定しているものではありません。ただ昨今のコンクリート養生に対する現場の意識が理解されていない傾向にあることも事実で、打設の翌日に散水してシートをかけて養生を行う現場様も多く見受けられます。寒冷地や気温5度を下回る場合は別として、本来もっとも効果の高い養生のタイミングはコンクリート仕上げ直後から3日間がベストタイムになります。
コンクリート仕上げ直後は水和結晶の生成が活発に行われると同時に蒸発も起こるため最も保水が必要な時間帯となります。この仕上げ直後の保水を逃すと水和結晶が失われ、その後養生を行なっても効果が得られにくくなってしまいます。一般には養生期間の標準として7日~10日間とありますが、仮に仕上げ直後の乾燥を防止せずに打設後翌日から7日~10日間の養生を行った場合と、仕上げ直後から3日間しっかり行った養生とでは後者の方が効果が高いと言えるのです。
打設翌日に養生を行う場合、一度乾燥によって失った水和結晶は散水のみでは修復することが難しいため、仕上げ直後はしっかりと保湿を持続させることが重要となります。したがって打設の翌日から養生を行うことは表面が乾燥してから養生を行うことを意味しますので効果が半減すると言っても過言ではありません。ただし昨今の労働時間規制の観点から、打設後の養生が難しい場合や、連休前に打設を行うと翌日が閉所となるため養生が難しいとの声も多くあることも事実です。
フィックスガードは本来養生の目的とする水和反応を健全に促進させ、強度発現および乾燥収縮による初期クラックの防止に努めることがコンクリート養生の役割と考えます。
フィックスガードは現代の養生の在り方と働き方の変化による諸課題の解決に向けたコンクリート養生の基本に沿った進化系と位置付け、設計業者様や元請け業者様との連携を強化し広く普及することを目的として啓蒙しております。
当日散水養生が難しい場合でも
フィックスガードなら
撒くだけで養生完了!
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