事務員さんと社長のタッグで会社の雰囲気は変わる!?人材定着して育つ環境

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事務員さんと社長のタッグで会社の雰囲気は変わる!?人材定着して育つ環境

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[2018/06/05]

職人さんが現場から事務所に帰ってきて、即帰宅する。御社はこれが当たり前ですか?今回ABPの対談に答えてくれた株式会社リリーフでは、帰宅していい時間になっても、職人さんが会社で騎馬戦をしたり(!?)、話していてなかなか帰らない会社。人が長く働くのに大きな影響を与えるのが会社の”居心地””雰囲気”です。自分の居場所、話せる仲間がいること、見守ってくれる人、会社から大切にされていると感じる機会があるか?。社長だけでなく事務員さんも会社の雰囲気を作るキーパーソン。人財が自然と定着している会社の秘密とは。

■ 社長×事務員さん 会社の雰囲気を作るキーパーソン

株式会社リリーフ社長落合氏

記者:リリーフさんは職人さんの定着率が高いのですが、何が理由だと思いますか?

 

落合:僕自身「これをやっているから辞めないんです!」という取り組みをしているわけではないんです。伊藤さんや、周りからは”職人を大事にしていることが伝わっているんじゃないか”とよく言ってもらえます。僕自身は結構当たり前のことをしているだけなので、そんな風に言ってもらえるのは有難いです(笑)

 

伊藤:落合さんの会社は、社長と、経理事務の事務員さん、この2人が揃って職人さんへの愛がすごいんです。とは言っても職人さんにいっぱい話しかけているとか、すごい優しいとか、そういう感じではないんです。控えめに見守っている、何かあったら声をかける、叱るところは叱る、みたいな、”親”みたいな感じがします。落合社長の実のお母様が事務員として働いていらっしゃるので、そういう雰囲気に自然になるんですかね?

 

落合:職人さんも事務員さんを「ママ」って愛着持って呼んでますからね(笑)。家族みたいだと感じてもらえてたらいいですけど。

 

伊藤:落合さんは職人さんの将来のことまで考えて、事業計画を考えていますし、事務員さんは職人さんの人としての面を気遣っています 。以前ある職人さんのお話をしている時に事務員さんが「あの子には本当に幸せになってほしい」って本気で話していて、自分のことをここまで心配して支えたいって言ってくれる人が会社にいるって、職人さんにとってすごく幸せな環境なんじゃないかと思いました。

 

落合:前に話していたその子は本当に苦労してきたんです。両親を早くに亡くして施設で育って、16歳で上京してきたんですが最初に働いた会社では、安い給料で働いて、なおかつ給料の支払いも遅れたりして、電気や水道が止まっている寮に住んでいたそうです。以前その子に人工で来てもらった事があって、ちょこちょこと連絡はとっていたんですが一時連絡がつかなくなって心配していたら弁護士さんから連絡が来たんです。極限の生活で生きるのに困って窃盗をして逮捕されてしまっていた。家族がいないということで、自分の社長ではなく僕に身元引受人になってほしいと弁護士さんに話したそうで。

 

株式会社リリーフ 落合さんとの対談様子

伊藤:落合さんはまだ自分のとこの職人さんでもないのに、彼の裁判にも出廷されたんですよね。

 

落合:そうでしたね。裁判後に迎えに行ったら、髪の毛も伸びっぱなしで、ボロボロで、こんなになるまで苦しい生活してたのかと、人として扱われてなかったんだなと思いました。出所したその足ですぐ美容室に連れてって、髪切って、僕の会社の寮に入ってもらいました。

今は住所も免許証も持って、親方にもなって、稼げるようになって、元気に仕事してくれてます。僕もですが、これまでの経緯も事務員は知ってますから、彼にはこれから人生を幸せに生きていってほしいと思 ってくれてます。僕は彼から「パパ」って呼ばれてますよ(笑)。

 

伊藤:彼がこれから幸せになって結婚したら泣いちゃいますね(笑)

 

 

 

落合:泣いちゃうな~喋れないくらい泣くな(笑)。 彼が結婚して、子供ができて、その子を抱っこできたら本当に最高だな~って思いますね。

 

 

記者:会社にパパもママもいるのは心強いですね~。 現場から会社に戻ってきた時に、社長と事務員さんが温かく迎え入れてくれるのは居心地の良さや雰囲気作りには欠かせないのかもしれませんね。

 

伊藤:職人さんを「コマ」と言って扱う会社や、今の彼のよ うに寮費を払っているのに劣悪な環境で生活をさせている会社もまだあるのが現状です。こんなことしていたら、足場工事業界に憧れたり、働きたいと言ってくれる人が減るのは当たり前ですよね。だからこそ、僕は足場ベストパートナーで優良施工企業さんのように職人さんを大切にする会社をもっと増やしたいんです。そういう会社が増えて、それが基準になっていくようにしたい。人として大切にされながら、足場工事業界っていう稼げて夢を持てる業界で、仕事を頑張って人生も楽しんでほしい。足場工事業界に入ろうと思って、どこの会社が良いのか迷った時「足場ベストパートナー認定の優良施工企業だから」と、会社選びの時の基準になっていこうと思っています。

 

記者:仕事をしている時間が人生の半分以上を占めると考えたら、自分を大切にしてくれる会社に入れるか どうかってお金を稼ぐことと同じくらい重要ですね。

 

伊藤:そうなんです。一人でも多く「この足場会社に入れてよかった~」って思いながら仲間と働いて、リリーフさんみたいに騎馬戦で遊んだり、野球とかサッカーして毎日楽しめたらいいじゃないですか。

 

記者:職人さんたちが騎馬戦してたんですか!?

 

落合:現場から帰ってきて、みんなで騎馬戦やってて(笑)。 頼むから怪我すんなよって。ヒヤヒヤですよこっちは。

 

伊藤:本当にいいですよねこの感じ(笑)今年、僕もリリーフさんの社員旅行に同行するんですよ。みなさんとじっくり話せる良い機会だな~と楽しみにしています。

 

落合:伊藤さんとうちの職人さんがどんな絡みになるのか、僕はだいたい予想できていて。こんな感じに楽しくなるだろうな~って想像はしてます。いつもはお金関係に厳しい事務員さんも、社員旅行の月だけはいつもの給料日を前倒ししてくれるんです。せっかく旅行行くのに手持ちが少ないのはかわいそうだと思ってるんでしょう。経理のプロなのでいつも財布の紐は固いですけど、そういう時だけは調整してくれて、職人さんたちも喜んでます。

 

伊藤:社員旅行だけでなく、落合さんは職人さんを喜ばせたいっていつも考えてますよね。

 

落合:サプライズしたりするのが好きで。仕事がぽっかり空いてしまったら、せっかくだから近くにバーベキュー行くか!っていきなりバーベキューに皆で行ってみたり、飲み会したりしますね。リフォーム事業をスタートさせる時も、「やるから」ってい きなり発表しましたし(笑)。いきなりな事言ってビックリさせることが多いです。いつもワクワクさせたいんですよね。

 

 

■ 足場工事会社がリフォーム事業をしてみたら…

記者:リフォーム事業立ち上げの元々のきっかけを教えてもらえますか?

 

落合:職人さんを守るためにも元請けにならなくてはいけないと、危機感からでしたね。足場を組んでも未払いでお金がもらえなかったりする事があって、この立場のままではいけないなと思ったんです。

 

伊藤:請負いだけだと確かにいつも未払いの不安はありますもんね。

 

落合:僕の同級生が一般社団法人 災害対策建設協会 JAPAN47というドローンを使った災害対策や、建設 業向けのドローン活用支援をしている団体を立ちげていたので、ドローンを活用したリフォーム事業を取り入れようと思ったんです。ドローンを取り入れている業者がまだ東京には実は少なくて、最新すぎて「ドロ ーン!?」ってちょっと驚かれる方もいらっしゃいます。 でも今後の外壁や屋根リフォーム時にドローン調査は一般的になっていくと感じているので、今のうちからどんどん経験を積んでいくつもりです。他の足場会社さんでリフォームをやっているところもまだ少ないので、差別化や一つの強みにはなってきています。自社で仕事受けられる体制を作ったのは強いです

 

伊藤:リフォーム事業をやってよかったことや、逆に難しいことありますか?

 

落合:当たり前なんですけど、やはりリフォームの話ができるのはリフォームを経験した営業マンなんだなと痛感しています。僕も営業マンと一緒に飛び込み営業に同行してみて、あまりにも足場の営業と一般のお客様への営業が違うので驚きました。

リフォームのことを知らない足場職人が、ポッと行って営業できるものじゃない。そもそもの話ができないですから。仕事を受けられてもお客様に説明ができないのでちゃんとお客様に伝わらない。それではただの自己満足と同じです。 僕も営業は得意な方だと思ってましたが、それは業者相手だからだった。

今弊社には、リフォーム会社に長く勤務してきた営業部長が入り、営業活動を頑張ってくれています。 部長すごいな~と本当尊敬しています。彼に学びながら僕も一から営業を勉強している感じです。

 

伊藤:営業って、性格とかそういうことじゃなくて技術の一つなんですよね。僕はずっと営業代行として営業畑一本できてますので、本当にそう思います。

 

落合:伊藤さんはメンタルも強いじゃないですか(笑)。

営業の方法を学ぶのと、営業マンがどれだけの努力をして仕事を取ってきているのか知るためにも、たまに職人さんを営業に同行させたりしています。 お客様とどんな話になっていたか、お客様がどんなところを気にしていたか、生で話を聞けることで足場組みの時に絶対プラスになる。だって、営業マンと一緒に飛び込み営業をして、何件も断られて、やっと話を聞いてもらえて、お客様の悩みを直接聞いて提案をしてる営業の姿を見たら、自分が実際に足場をかける時にマナー悪くお客様に対応しませんよね。

仕事が来るまでの流れを知れば、変なことできない。助けてやろうって思えるんじゃないかと思うんです。リフォーム営業の話を聞けるので職人自身の教育にもなるし、営業マンは一人で回るよりも誰か話相手がいるだけで精神的にも楽らしいので(笑)、一石二鳥です。

 

伊藤:営業マンの仕事を見ているっていうのはすごくいいと思います。というのも、営業マンの丁寧な接客と、当日工事に来た職人さんの対応にギャップがあったら施主さん不安になりますよね。営業マンはビシッとしていたのにって。お客さんがどんな期待を持ってこの工事を待っているかが職人さんにも直接分かるし、営業とお客様との雰囲気や感じが分かるので、当日の接客対応も変わると思いますよ。

 

■ ABPに参加して感じる変化。外国人技能実習生受け入れも。

記者:足場ベストパートナーの優良施工企業として参加してみて、実際いかがですか?

 

落合:これは見積もり段階ですが、伊藤さんから5,000万円規模の工場の案件を紹介していただいたり、多くの足場工事会社の経営者さんを繋いでいただいたり、いろんな機会をいただいてますね。リフォーム事業についても色々とご相談してますし。人財採用の面では外国人技能実習生の採用でもお世話になっています。

 

伊藤:外国人技能実習生事業をやっているハイブリッド協同組合さんをご紹介して、落合さんベトナム初めてだったので、僕は実費で一緒にベトナムへ付いて行って、面接にも同行させてもらいました。良い方を採用することができたんですけど、ここでも僕感動したのが、落合さんその採用する子たちのご家族に挨拶に行きたいとおっしゃって、会いに行く予定なんです。素晴らしいな~って思いましたね

 

落合:その子たちは家族と3年間離れるわけですよね。それはやっぱり寂しいじゃないですか。まして日本に来てどんな企業で働くのか親御さんは知らないわけです。言葉は通じないですけど、「息子さんをお預かりします」って僕が行って顔を見せることで、親御さんは安心すると思ったし、それって世界共通だと思うのでご挨拶には行きたいですよね。 ホーチミンから30時間離れたところから来てくれた子もいて、その子の住んでいるところはどんな町なのかとか、どんなところで育ったのかも知りたいなと思いました。3年間いるから働かせとけばいいっていうんじゃなくて、そういう育った場所も知って今後接していきたいなと思ったんです。

 

伊藤:採用した方々が来られるのは7~8か月先なんですが、もう事務所内にその子たちの顔や情報を貼って紹介しているんですよ。これもすごくいいなと思いましたね。歓迎ムードが自然に出ます。

 

落合:初めてのベトナムで、初めての技能実習生面接ということで、彼らに何を質問していいのか分からなかったんですが、伊藤さんは何度も面接をされていて慣れているのでバシバシ厳しいことも質問してくれて本当に助かりました

 

伊藤:最初は彼らがどんな夢を持っているのか?、日本から帰った後にどんなことを将来したいと考えているのか?、そういったことを聞いていきます。足場工事の実際の写真を見せて、きつい仕事だということを伝えて、体力に自信はあるか?、足場工事へのイメージはどうか?などですね。

そして必ず最後に「足場っていうのは日本の建設業の中でも一番きついよ。それでも日本に来たい人は手をあげてください。」って質問するんです。そしたら手を上げない人も結構いるんです。でもそれでいいんです。実際に日本に来てから「こんなはずじゃなかった…」ってことになったら、その子にとっても不幸だし一番悲しいことになっちゃうんで

彼らのやる気の部分も見ますが、足場工事に向いていない人を精査することも大事です。 僕はたくさん足場工事の職人さんにお会いしているので、この人は向いてなさそうだな~っていうのもなんとなく分かりますから、そういった方についても落合さんにお伝えして、採用する方を決めていくんです。

 

落合:僕らでは聞けない一歩二歩入り込んだ質問もしてくれるので、本当にいいですよね

あと、「通常は3年なんだけど、もし良いなと思えば5年居てもいい人いますか?」とか聞いてくれましたよね。ああいうのも聞いてもらえて助かりました。もうベトナムに帰りたくない!って言ってもらえるくらい、うちで楽しく勉強していってほしいと思っているので。 リリーフの輪の中に溶け込んで、長くいてもらえたら嬉しいですよね。

 

■ 次世代経営者が集まるABP

記者:足場ベストパートナーへの印象はどうですか?

 

落合:ABPには次世代の社長が集まっていると思います。30代~40代くらいの社長さんが多くて、皆さん自分の会社を良くしていこうと努力されています。

昔に比べて競争も激しくなっていて紹介だけで仕事が来る時代ではなく、自社でお客様を探し開拓していく必要もある。年配の先輩方の時代よりも値段も法律も厳しくなっている分、 この状況の中で足場工事会社をやっている僕らは精神的には結構鍛えられているんじゃないかと思うんです。知識や経験では先輩方に及ばないですが、メンタル面では僕らも負けないぜ!って思います。

足場ベストパートナーへの印象というか、伊藤さんが初めて僕の会社に来られた時、事務員さんが「アキバ系の人きた」って言ってたのが面白かったです(笑)。

 

 

伊藤:そうでしたね(笑)。最初は事務員さん明らかにちょっと不安そうでした。

 

 

 

落合:でも伊藤さんが「会社を変えますから」と言ってくれたことや、 少しづつ僕の顔つきが変わってきたって最近は事務員さん言ってますよ。

 

 

伊藤:不安なままじゃなくて良かったです(笑)。経営者さんを理解するところから僕はまずスタートするのですが、本当に不思議なことがあって。落合さんから職人さんへの愚痴が全然出てこないんですよね。

普通は「報連相ができてない」とか、「言うことを聞いてくれない」とか出るものなんですが、「職人さん同士も仲良いし、僕自身も職人さんには助けられてて」みたいな話しか出てこない。本当かな?って最初は疑いました(笑)。

でも実際にみんな仲良くて、事務員さんのことを「ママ」って呼んでるし、社長と職人さんも良い距離感でコミュニケーションが取れていたんですよね。落合さんは先ほどの外国人技能実習生さんと同じように、職人さんたちにはリリーフで長く働いてもらいたい、一生働ける会社にしたいと考えていて、そのために事業計画も組んでいらっしゃるんです。

 

落合:現場から上がった後も一緒に働ける会社にしたいと、会社のみんなに話しはしています。とび職を現場でずっと続けていくのは体力的にも厳しいと僕は知ってるんで、年齢を重ねても一緒に働けるように道筋だけでも作っておいてあげたい。それが今安心して働くことにもつながると思うから

 

伊藤:素晴らしいですね。 僕はリリーフさんのような職人さんを大切にする優良施工企業を5年で 1,000社にしていき、職人さんや元請け企業さんから選ばれる基準になっていこうと思っています

リリー フさんから僕も勉強させていただきつつ、今後の活躍を全力でサポートしていきます!落合さん今度も末永く宜しくお願いします!

 

 

足場ベストパートナーへのお問合せは

03-3278-8660

東京都中央区日本橋3-2-14 日本橋KNビル4F / 愛知県名古屋市中区錦3-1-6 桜通大津第一生命ビル3F / http://ashiba-best-partner.co.jp/

 

株式会社 リリーフ

042-588-5718

東京都西多摩郡日の出町平井647-1 / http://www.ashiba-relief.com/

 

 

 

 


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