作業服の統一化で人材採用・定着への貢献を狙え!足場工事会社の教科書vol.2

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作業服の統一化で人材採用・定着への貢献を狙え!足場工事会社の教科書vol.2

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[2018/02/27]

足場工事会社経営でよく聞かれる3つの課題。「職人さんの採用」「職人さんに長く働いてもらう(定着)」「新規営業」。その課題解決に近年注目を集めているのが作業着や、社内の制服だと知っていますか? でも、ただ制服を作って配れば良いわけではありません。作業着が与える本当の価値を知ってそれを使いこなせるか、足場工事会社の抱える課題解決のキーポイントをABPとタッグを組んで作業着製作をおこなう株式会社丸武 代表取締役 忰山舞氏へ聞きました。

■せっかく作っても着てもらえない作業着の特徴とは

 

株式会社丸武 代表

忰山舞(以降「忰山」):足場工事会社の経営者の方からよく聞くのは、作っても本当に着てくれるのかな・・・という心配の声です。 自分で作って、社員さんに支給したけど結局着てもらえなかったという経験をした方もいらっしゃいました。着てもらえない仕事着にはこんな特徴があります。

・経営者の想いだけで作られた仕事着

・“毎日”着る人の声が入っていない仕事着

・いきなりフルオーダーで作られた高級品

経営者の方は「自社の職人さんをカッコよく見せたい!」「作業着で統一感を出したい!」と想いをもって仕事着を作られる方が多いです。その時点で素晴らしいなとは思うんです。だって職人さんの事を考えていない社長さんだったら仕事着を支給しようという事すらたぶん出てこない。

でも、社長さんが自分の想いだけで作った仕事着って意外と着てもらえないことがあります。社長自らが現場に毎日出ている職人さんだったら話は別だと思いますが、毎日作業する人のことを考えずに、作業性ではなくデザインだけにこだわった服だと結局使いづらくて着なくなっちゃうんですよね。

株式会社足場ベストパートナー 伊藤代表

伊藤大輔(以降「伊藤」):それはあるでしょうね。あとは「作業着作ったから、ハイ着てください」と社長からの一方通行なやりとりだともったいない

 

忰山:そうなんです。社長から社員にドンっと渡すのではなくて、毎日着る社内の職人さんの意見がちゃんと入っていると、仕事着への思い入れは全然違ってきます。“自分も一緒に作った“と思えるだけで仕事着の価値が変わります。

社長さんの想いが強くて、いきなり職人さん全員にフルオーダーの仕事着を作る!というのも、私はちょっと待って!と思います。「もったいなくて着れない」という事が起こってしまうから。晴れ着みたいなもので、特別な日にしか着ないのであれば、それは仕事着の目的とは違います。なので、ステップを踏んでいけばいいと思うんです。

例えばいま、上下1万円の市販の仕事着を着ているのであれば、上下2万円のサイズのあった動きやすい仕事着にグレードアップしてみる。最高級のものを1着買うよりも、清潔感のある3~4着を着まわす方が傷みも抑えられて、長く良い状態で着られます。

 

■実は元請けさんからの要望も近年上昇している

記者:作業着を統一するメリットってどんなものがあるんですか?

足場ベストパートナー丸武さん対談取材

伊藤:メリットももちろんですが、実は最近は元請け会社さんからのご要望で作業着を見栄えよく統一してほしいという声も出てきています。

というのも、例えば外壁塗装工事の場合、実際の工事が始まって一番最初に現場に入って施主様へ挨拶に伺うのって足場工事会社の職人さんですよね。施主様からすると、依頼した塗装会社さんのスーツを着た営業マンの印象と、実際に来た施工会社とのギャップがある。細かいのですが、そういう第一印象もお客様満足につながる部分だと考える元請けさんが増えているんです。

 

忰山:仕事着って第一印象に大きな影響あるんですよね。現場に入った全員が清潔感のあるサイズのあった仕事着を着て統一されていたら、ちゃんとしていそうってお施主様の安心感は違うでしょうね。

 

■営業・採用・人財定着。 作業着はこれらを解決するキーポイント

記者:元請けさんからも要望が出てくるなんて、”たかが”作業着なんて考えではこれからはいけないんですね。

足場ベストパートナー丸武さん対談取材

伊藤:作業着って、本当にすごいツールなんですよ。その価値に気づける会社さんはすぐに行動に移されてます。僕は3つの大きな効果があると思っていて。まず、作業着って広告営業の一つだという意識を持つことが経営者には必要です

 

忰山:その通りですね。だってせっかく良い施工をしていても、その人がどこの足場会社の職人さんか分からないと本当にもったいない。名乗らなくても、仕事着にロゴや社名が入っていれば一目瞭然ですからね。

 

足場ベストパートナー伊藤大輔氏

伊藤:そうなんです。チラシを配るよりも実際の施工をしている職人さんが近所を歩く、コンビニを歩く、それで宣伝になっちゃうんですから。

 

 

丸武代表 忰山舞氏

忰山:そして、逆にロゴマークや社名を背負っているという意識が職人さんにも根付くので、見られている意識が出てきて、仕事着を着て歩きタバコをしなくなったり、マナーが改善されたりと思いもよらない効果もあるようです。

 

チェックポイント「仕事着は広告営業の一つ」

 

株式会社オーテクニックのCADクリエイターさんも揃 いのロゴ入り制服でお仕事中。一体感がありますね。
株式会社オーテクニックさん作業着

 

伊藤2つ目は、人財採用の面です。ちゃんと揃いの作業着を準備してくれる会社って、それだけで求人応募してくる側からの印象が全然違います。まだ足場工事会社さんで全員統一の作業着を取り入れている会社さんって少ない。だいたいが自前で準備してきたものを着ています。作業着一つでも職人さんにちゃんとお金を使ってくれるかどうかが、ここでも見えますよね。

社長から職人さんへの想いを感じられる物の一つになりますから。

そこに繋がりますが、最後に人財の定着面にも大きな影響があると思います。部活のユニフォームと同じで、同じチームの一員であるという意識も生まれますし、丸武さんと作れば、作業着を作る過程で自分の意見も作業着に反映されます。ただの支給品とは違って思い入れも変わります。

 

丸武代表 忰山舞氏

忰山:そうなんです。自分も参加してみんなで作った仕事着というだけで大切に使ってくれたり、毎日着てくれるんですよね。そうなると携わった私もとても嬉しいんです。

チェックポイント人財採用・定着にも活用できる

 

足場ベストパートナー伊藤大輔氏

伊藤:僕が思う作業着の価値を何倍にも変えるキーポイントは「なぜ作業着を作るのか、その理由や、意味を職人さんに分かりやすく伝えているか?」 ということです。作業着を作る前に、作業着が持つ価値を会社全体で共有して落とし込んでもらうと、着る人も「作業着って営業にもなってるのか〜。じゃあできるだけいっぱい着よう」とか、「明日の現場は皆で揃いの作業着で揃えていこうぜ!」とか、外部の方から「その作業着かっこいいな!」なんて声が出たりしてきたら嬉しいですよね。

 

丸武代表 忰山舞氏

忰山:昔ですけど、地元の岡山ですごく有名な鳶会社さんがあって、そこの鳶服がかっこいいからここで働きたい!とか、その鳶服が人気すぎて盗まれちゃったりとか(笑)、ありましたね。そのくらい影響力は強いんですよ服って。毎日着るものがかっこいいとそれだけでヤル気も出ますもんね。

チェックポイント 作業着を作る理由や意味・価値を分かりやすく伝える

 

■仕事着は会社の名刺。その価値とは?

足場ベストパートナー丸武さん対談取材

忰山職人さんの仕事着はその会社の名刺と同じであり、仕事ぶりはその会社の顔だと思うんです。しっかり仕立てられた鳶服を着ている職人さんだと、仕事もしっかりしていそうな安心感がありますよね。着ている服に責任が現れていると思います。

 

伊藤:僕もそう思います。例えば1着3万のオーダー作業着を職人さんにつき3着作るっていう話になったら、1人の職人さんに約9万円ですよね。1人あたり9万て聞いたら、「そんな経費かけられないよ!」 って言うと思うんです。

でも、年間で計算して月額1人7,500円で人財定着のために使うと考えたら全然安くないですか?作業着の本当の価値を知るって、まずはここからなんです。毎日着る作業着がしっかりと作られていて、作業性やデザインも使う人のことが考えられていて、何よりも“自分たちの事を考えて作られた作業着”を一人一人にお金を使って作ってもらえたら、職人さんも嬉しいですよね。

一人当たり月7,500円を人財採用・定着費用として使う

足場ベストパートナー丸武さん対談取材

伊藤:飲み会1〜2回で3万円くらいしますが、そのお金が会社のため、職人さんのために使えるならどちらを選ぶかって、簡単な質問です。

僕なら、職人さんの定着にしっかりお金を使って、今より大きな仕事を取ってきてもっと良いお店に社長さんが行っていただければ良いと思いますけどね(笑)。

作業着は自前でどうにかして!という会社と比べた時に大きな差が出てくる。丸武さんと作れば、作業着に自分の意見も反映できるので、作る楽しみも味わえます。社内のみんなで作った作業着を全員が喜んで着てもらえたら、それだけで社内の雰囲気変わりますよね。

 

丸武で作ると楽しいって本当?

記者:舞さんと作業着を作ると楽しい!という声があるのですが、どういうことなのでしょう?

足場ベストパートナー丸武さん対談取材

忰山:正直、経営者の方のご意見3、現場で使う人の声7くらいの感じで私はオリジナル仕事着を作っているんです。

やっぱり毎日着る人の声を聞かないと、本当に毎日着てもらえる仕事着は作れない。作っても結局着ない、ということになりますから。だから、私は仕事着を作りたいと考えている会社さんにお伺いして、実際に使う人たちと一緒に相談して作っていきます

足場鳶って、本当にスパイダーマンみたいにアクロバティックな動きするんですよ。最近の市販作業服はどちらかというとストレートのズボンが多いんですが、足場鳶さんにとってみると動きづらさがあるんです。設備会社さんや塗装会社さんとは動き方が全然違うじゃないですか。そういった細かなご意見を聞いて、できるだけ作業性の良いサンプルを探します。選んだサンプルの実物を会社に持っていって、職人さんたちと一緒にロゴマークはどこに配置したらカッコいいか?邪魔にならないか?なども相談するんです。

前に製作させていただいたVTECさんと作った時もすごく面白かったです。「あと1㎝こっち側にしたほうがカッコいいよ~」とか、「もうちょっとロゴを大きくしたい!」とかいろんな意見が出て、その場でロゴマークを拡大縮小した紙を印刷して実物の仕事着に貼り付けて、こっちがいいとかあっちがいい!とか言いながら(笑)。自分たちが毎日着る仕事着に自分の意見が反映されたら嬉しいでしょうし、作る過程も一緒に楽しめるのが喜んでいただける理由の一つかもしれません

株式会社オーテクニックさん仕事着

#丸武さんで仕事着を作ったお客様の声

オーテクニックさんからの声:すごく親身になって作業着の提案をしていただきました。足場工事会社の気持ちになって考えていただきました。社員も破れにくく、ストレッチが効いて働きやすいと言っています。

 

 

株式会社ブイテック仕事着

VTECさんからの声:丸武さんに依頼して良かったのはサンプルを持ってきてくれてみんなで試着しながらベースを作れた事です!

ロゴなどの刺繍やヘルメットのラインなども一緒に打ち合わせしてもらいみんなで完成が待ち遠しくなるほど楽しみでした!出来上がり、みんなで着た時はカッコイイ、仕事により一層意欲が湧く!など大好評でした!

気に入った作業着なのでみんな大事に着て毎日作業しています(^-^)。色んな季節に合わせた作業着などみんなでまた作りたいです!

 

 

 

■足場鳶への憧れが作らせる気持ちの入った仕事着

記者:鳶服へのこだわりをすごく感じるのですが、鳶職とは何か関わりがあるんですか?

足場ベストパートナー丸武さん対談取材

忰山:実家が岡山で鳶服を作っていまして、子どものころから鳶職人さんたちと関わることが多かったんです。小さい頃に出会った鳶職人さんたちは皆さん本当に気風が良くて、すごくカッコよかったんですね。ビシッと仕立てられてこだわりのある鳶服を着ている職人さんは、道具にもこだわりをもっていて、やっぱり仕事も素晴らしくて、鳶服に職人さんの仕事が表れていました。

足場鳶って、最後は撤去されて残らないでしょ?それがすごくカッコいいなと思うんです。はかなさというか。足場は形に残らないもので、現場仕事のために架けられるもの。現場に一番最初に入って仮囲いからはじまり、全ての工事が 終わったら一番最後に撤去される、足場鳶さんがいないと工事って始まらないし終わらないんです。足場鳶さんのそういう所に憧れが昔からありました。

関東でこの仕事を始めた頃は、鳶服は作らないでおこうと思っていたんです。実家と同業になって競業しちゃうなと思ったので。でも、伊藤さんから足場工事会社さんのために良い仕事着を作ってくれませんか?と声をかけていただいた時、とても嬉しくて一つ返事で「やります!」ってお引き受けしたんです。心のどこかにやっぱり鳶職人さんへの憧れはあって、足場鳶さんに特化したABPさんと一緒に思い切り鳶服が作れると思ったら心から嬉しかった。ABPさんの「足場」に特化した姿勢も気持ちいいし、私は足場鳶さんが好きだし、一緒に仕事ができて有難いですね。

 

足場ベストパートナー伊藤大輔氏

伊藤:そんな話初めて聞きましたよ(笑)。そういっていただけて僕もすごく嬉しいです。 ABPでは「足場工事業界の未来を共に創る」っていう理念に賛同いただける会社さんとタッグを組みたいと思っているので、舞さんのように足場鳶さんへの想いがある方と一緒に業界のために動けるのはとても意味のあることです。ありがとうございます。

 

記者:ABPとタッグを組むことで得られるメリットってどんなものですか?

 

丸武代表 忰山舞氏

忰山:私の場合は足場鳶さんへの憧れから入っているので、純粋に好きな人たちのためにお手伝いできることが嬉しくて幸せなことです。足場工事会社さんのために何か貢献したいと考えている会社さんであれば、タッグを組むのに迷うこと無いと思います。伊藤さんからは足場工事会社の方々を多くご紹介いただいて、ABPを通してお付き合いが始まったお客様もいますので有難いです。今後も、着る人が一番気持ちよいものを作っていきたいと思っているので、仕事着のご依頼があればどんどん作っていきたいです。

 

足場ベストパートナー伊藤大輔氏

伊藤:舞さん、気持ちいいくらい熱いですよね(笑)。足場業界をさらに良い場所にするためにも僕は丸武さんをどんどん応援していきます!

 

 

忰山:私は「”作業”着 から ”仕事”着へ」を提唱しています。仕事のことを聞かれる時、「あなたの作業はなんですか?」って聞かないですよね?「あなたの仕事はなんですか?」って聞くはず。なのになんで作業着なんだろう…っていつも思ってしまうんです。皆さんが日々頑張って働いていることは、誰でもできる作業ではなく、責任を持って行う仕事だと思うので私は「仕事着」で職人さんを輝かせたいと思っているんです。2018年は目標100輝き!です!!

 

伊藤:僕も足場工事会社の優良施工企業様を1,000社目指しているので、一緒に目標達成しましょうね!舞さん今後ともどうぞよろしく!!

 

記者:お二方、本日はお話有難うございました!

 

株式会社足場ベストパートナーロゴマーク

株式会社足場ベストパートナー

東京都中央区日本橋3-2-14 4F

お問合せ:03-3278-8660

 

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お問合せ:048-478-0734

 

 

ーーー 取材ご協力 ーーー

株式会社オーテクニック 足場仮設工事  愛知県( http://www.o-technique.co.jp/ )

株式会社ブイテック 足場工事 千葉県( http://vtec-recruit.com/ )

 

 


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